うん、昨日勢いに任せて「記事書くよ!」とか日記に書いちゃったけど、
正直あんまり書くこと考えてなかったから今になって微妙に後悔してるよ!
戯言シリーズほど色々要素が詰め込まれているわけでもないし、
いまいち語ることが少ないんですよね。
まあ戯言も全部が全部身のある要素だったとは言い難いんですが。
まあ遊びは必要だということで。
それでもまあ、月に1冊という無理なペースで出した割には、そこそこの出来だったかと。
もう1つの、12ヶ月連続刊行シリーズだった清涼院流水氏のほうはどうだったのかな?
あくまで、そこそこ。
ファン以外には薦められない、中の中の上ぐらいの出来だったけれど、
個人的には西尾維新らしさもあったし失敗ではなかったと思いますよ。
不気味で素朴な云々のほうがしpp(略)
1巻1巻でメインキャラ以外は使い捨てられるのが西尾作品の特徴だけど、
刀語シリーズは1冊の密度が薄いだけにキャラを使い切れてない印象があります。
ほんとキャラ付けだけで終わっている感じ。
まあそれだけだからこそ、極端なキャラクターが作れる利点があるのかもしれませんが。
アクの強すぎるキャラを作れる利点か、気に入ったキャラを使い続けられない欠点か。
汽口とかもっと出したかっただろうなぁー。
12冊通してのストーリーは、思いっきり竜頭蛇尾。
とがめの復讐も、四季崎記紀・否定姫関連の謎も、
歴史の修正とか何もかも、結局はグダグダで終わらせた印象。
まあ、これは戯言も似たようなもんか。
でもまああっちは、いーちゃんの成長がきっちりしてるからなー。
とにもかくにも勿体無いとしか言いようがない。
月に1冊12ヶ月連続とかじゃなく、
それなりの期間を取って書かせれば更に良い作品になっただろうに。
完結まで何年掛かったかわかりませんがね。
戯言が4年ちょいだっけ? よく覚えてないけど、それに比べたら1年は凄いよね。
最終巻になって過去に集めた11本と再び相見える展開は、正直想像してなかった。
新規11人分のキャラデザ……竹さんも大変だったことでしょう。
そして、制限が外れた七花のとんでもない強さはあんな状況であっても爽快痛快。
こんなに強かったのか。
誠刀を渡されたちょっと萌える絵のキャラが可哀想過ぎて笑いました。
七花、もっと手を抜いてやれ。
最後に今までのキャラを思い出すとき、
汽口だけ微妙に特別扱いされてる気がするのは私の色眼鏡でしょうか。
(致命的なネタバレ反転↓)
最終的に否定姫とくっ付いた(?)のは非常に意外。
つーかとがめ……扱いが哀れすぎる気がするんですが。
気持ちは本物でも、本物である気持ちすら駒。
挙句に復讐は果たせず、七花は否定姫と全国行脚。言い残すことは「ちぇりお」。
まさかあそこで本当に死ぬとは。
最後のシーンはやはり、
復讐を追え身軽になったとがめと、能天気に付き添う七花で締めて欲しかった。
否定姫はなぁー。……まあ可愛いから許す。
許すのかよ!
(終わり)
んで蒐集終了を記念して写真撮ってみた。


よくもまあ集めたものだ。12冊で1万2000円以上。
そらファン以外には薦めにくいですわー。

Σ(゚д゚lll)

工エエェェ(´д`)ェェエエ工工
まあぶっちゃけ、
これ(ドミノ)がしたいがためだけに
この記事を書いたんですけどね!
零時近くに寒い廊下に寝そべって
必死でこれを作っている二十歳過ぎの引き篭もりを想像して皆涙すると良いと思うよ!
ついでにこんなのも。

手持ちの西尾維新作品集。
おそらくニンギョウ以外は全部持っていると思われますよ。
書店のカバー外すのがめんどくさくて画像からはよくわからないと思いますが。
35冊ぐらいか?
1冊1000円と低めに見積もっても3万5千円だもんなー。金かけてるなー。
信者だから当たり前っちゃ当たり前ですが。
まあなにはともあれ、これからも信者は続けて行きますよ。
次に出るのは傷物語かな? まさか化物語シリーズに関係のあるものが出ようとは。
全然期待していなかっただけにとんでもなく嬉しいニュースです。