久々のゲーム感想です。
公式HPはこちら。
このゲームが1作目という新進気鋭のメーカーです。
一応私が使わせていただいた攻略サイト様も書いておきますね。
「Gamer's Square」様です。いつもお世話になっております。
パッチを当てていない状態での攻略ですので一応ご注意を。
それでは「Nursery Rhyme -ナーサリィ☆ライム-」感想をどうぞ。
・ゲーム
オーソドックスなADV。
選択私を選ぶことによってキャラごとのシナリオに分岐します。
ゲーム期間は最近のゲームにしては珍しく長めの半年となっています。
共通ルート⇒個別ルートという基本的な構成となっており、
また、好感度をなるべく平均的に上げるようにするとBADENDへ行くことが出来ます。
一応CGが1枚用意されているので一度は見たほうがいいでしょう。
攻略自体は簡単。
攻略サイト等を見ずともセーブ&ロードで簡単に個別ENDに行くことが出来ます。
ゲーム自体に関しては特に目新しいことはないです。
普通のADVゲームをイメージしていただければそれで充分かと。
週単位で話が進むのですが、その変わり目にアイキャッチが入るくらいでしょうか。
まあアイキャッチも最近は珍しいこともありませんが。
システムに関しては1点だけ問題あり。
未読スキップの設定ができないということです。
一応ctrlキーで未読部分もぶっ飛ばすことはできますが、
マウス派の私としては画面上から未読スキップができるようにして欲しかったです。
他は特に問題なし。
キャラごとの音声のON/OFFのみでなく音量の大小まで設定できます。
「一つ前の選択肢に戻る」機能もあり、攻略も非常にやり易くなっています。
個人的に嬉しかったのは
「ワンクリック・ツークリックで改行」が選べるということですね。
私はツークリックで改行が好きなので、
ワンクリックで改行されるようなゲームはプレイしていて非常にイライラするのですね。
こういった小さな部分での設定は快適にゲームをするうえで大事だと思います。
しかし、何故こういった細かい心遣いが出来るのに未読スキップが無いのか…。
公式HPでパッチも公開されています。
パッチを当てていないと前述したアイキャッチや
エンドロールをスキップすることができないので
(ctrlキーで早送りすることは可能)ゲームをこれから始める方は必ず当てましょう。
既に始めている方は当てないほうがいいかも。セーブデータが使えなくなります。
当てなくても多少めんどくさいだけで攻略に関しては問題ありませんので。
とりあえずプレイしていて気付いたバグはありませんでした。
・ストーリー
全編通して軽く明るい感じ。まさに萌えゲー。
主人公が下宿した先は女性だけの家でした、といった「ラブひな」設定。
とりあえずプレイした印象として全く目新しさが無いな、と感じました。
こういった設定の作品は既に掘り尽くされた感があるのでしょうがないとは思いますけれど。
悪く言えば型通り、良く言えばオーソドックスにまとまったストーリーですね。
革新的なものを求めてプレイするには全くもって駄目ですが
安定した、キャラ萌えとしての面白さを求めるにはいい作品だと思います。
とりあえず全般的な感想を言うと、もうちょっと掘り下げて細かく描写して欲しかったなと。
期間の長さが影響しているのでしょうが、
(食事などの当たり前のシーンはカットしてもいいとは思いますが)
面白そうなシーンでも描写されるのは導入部だけ、
といったものが多かったり非常に勿体無いと思うときがあります。
そのせいかキャラへの感情移入や思い入れがあまり深まらない感じがしました。
ゲーム中での期間は長くてもいいのですが、
その分必要な部分での描写はきっちりして欲しかったな、と思います。
次に各キャラごとの個別シナリオが短いですね。
共通シナリオが4月~7月、個別が8月~9月と言った感じなのですが
長い共通シナリオを毎回プレイするのが(スキップがあるとはいえ)苦痛に感じられ、
また個別シナリオに入ってからは話が一気に進み、
あれれ?と思っている間にあれよあれよとエンディングまで突っ走ってしまいます。
シナリオライター様の負担もあるのでしょうが、
もうちょっとキャラごとの話が欲しかったかな。
心理展開も若干無理を感じる部分もあり、ちょっと物足りない感じがします。
また、シナリオ・設定の消化不良も所々で感じましたね。
ファンタジー世界を舞台にしているのにほとんど話に関係しなかったり、
アズの扱いが悪かったりとちょっと首を捻った部分がありました。
話の本筋に充分絡めることのできる部分が消化できていないので勿体無いなーと言う感じですね。
批判点ばかり数多く並べてきましたが、個人的な感想ではまあまあかな、と言った感じです。
掘り下げは若干浅いながらもキャラの魅力は充分に出ているし、
欝になり過ぎない明るめなシナリオなので純粋にキャラとの関係を楽しむことが出来ました。
あまりにシナリオに凝り過ぎて解り辛く、欝になるようなものよりは数段楽しいと思います。
深いシナリオを求めず、気軽に萌えゲーをプレイしたい方にはうってつけの作品だと思います。
・キャラ
「萌木原ふみたけ」氏の描く可愛らしいキャラクターと、
各キャラの特徴を上手く書き出すシナリオが相まって非常に魅力的です。
キャラが単体で存在するのではなく、
ちゃんと横につながっている感じもきちんと描写されていて
それもキャラを生き生きと感じさせるのに一役かっていると思います。
・エッチ
各キャラ2回ずつ。
告白後そのまま、でノーマルに一回。後日ラブラブに口(胸)付きで1回と言った感じ。
アブノーマルなものは無し。
ティータ以外では中出し・外出し、若しくは顔射・ドリンクかを選べます。
何故ティータに無いんだ…。
基本的に半脱ぎで、萌え絵なのにエロく描かれていて個人的には結構使えると思います。
真希奈のユニフォーム姿でのHシーンがないのはちょっと残念でしたが。
・CG
全くもって問題なし。
原画家さんが一人の割には枚数も多く(差分抜きで100枚強)、
クオリティも水準以上で満足度が非常に高いです。
差分も多く、プレイしていて不満に思うことはまずありません。
これだけでも充分に買った甲斐があるな、と満足です。
・総評
評価:C+
シナリオにやや不満はあるものの全体的に見たら面白くプレイすることができました。
個人的な嗜好で萌えオンリーのゲームには若干のマイナス補正がかかるので
萌えゲー好きな方は評価を1段か2段上くらいに考えてもらっていいと思います(B-~Bくらい)。
メーカーデビュー作ということなので、今後に非常に期待が持てる作品ですね。
とりあえず感想はここまでで終わりです。
以下の「続きを読む」部分は全くの主観のみの文章を書こうかと考えています。
ネタバレ・また気分を害する可能性がありますので、ご覧になる際はご注意をお願いします。
もし以下の文章を読むことによって精神的に被害を被ったとしても
当方は一切の責任を負いませんのでご注意ください。
まあ別にそこまで大したことは書かないつもりですけど。
-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*
まあ上ではたいそうな注意書きを書きましたが
実際やろうとしていることは「好き勝手やろう」ということです。
感想とは勿論主観によってのみしか書かれ得ないものだけれど
それでもこうやってWEBで公開する以上、ある一定以上の書けるラインがあると思うのですよ。
眼鏡が嫌いだからといって眼鏡キャラしか出ないゲームを糞ゲーと言うのは明らかに駄目ですよね。
極論ですが、多かれ少なかれそういったことはあると思うのです。
WEB上での良識とか常識とかそういったものですね。
でもせっかくの個人Blogなのだし超個人的なことも書き散らしたい!
そういったラインを気にせずに思ったままを書いてみたい!
そう思ったのでこの「続きを読む」部分を使おうかと考えたわけですよ。
それに付随してネタバレに関しても一切気を使いません。
好き勝手書くのがここの主眼ですからねー。
ここまで言われてここを読む方は覚悟の決まった方であろうし
文句を言われる筋合いはないっつーことにしますね。よろしくお願いします。
忠告しましたからねー。
あー、凛かわいくねー!
つーかキャラ設定自体からして駄目です。
眼鏡・巨乳・年上の三拍子って私のストライクゾーンから外れるどころか
ピッチャーマウンドから外野に向かって投げるくらいのとんでもないくらいのずれっぷり。
ぶっちゃけプレイしたくなかった。
でも感想書くって言っちゃってるから仕方ないですし。
大概私のクリアする順番の2番目、3番目って第一印象から嫌いなキャラが来るんですね。
(私が第一印象で嫌いになるキャラは「年上」「眼鏡」「グラマー」くらいのものですが)
最初にやるとキャラに対する愛着もないし、挫けてゲームプレイ自体を投げてしまいかねないし、
かといって最後に回すとプレイする気力が出ずにクリアせずアンインストしかねませんからね。
一人目でゲームに対する意欲を高まらせ、最後においしいキャラを残すことで
途中の気力の湧かないキャラも無理やりクリアしよう、と言った狙い。
で、第一印象っつーかHPとか雑誌で露出していた情報だけでも明らかに駄目だった凛。
プレイし始めてさらに駄目になりました。なにあのドジっぷり。
もう目がおかしいか手がおかしいか足がおかしいか、
もしくは気でも狂ってるのか、と思うほどのドジっぷり。
おまけに男性嫌いも主人公が近づいただけで気絶するレベル。もう馬鹿かと。
そんなんで教師になろうとするとか正気の沙汰とは思えない。
まじで最近で一番駄目駄目、本当に一つも私にとって好ましい部分が無いキャラ。
まあでもストーリー自体は悪く無かったです。まあ良いとも言い切れないレベルですが。
主人公に慣れた後で、海とかベッドとかでの眼鏡外したCG見たら、うんまあ別に悪くないな、と。
眼鏡つけたままのHシーンでは愚息はピクリとも反応しませんでしたが。
まあ書いてて思ったけど私の眼鏡嫌いが相当なレベルなだけですか、もしかして?
眼鏡があっただけで終始楽しまれることの無かった哀れなキャラ、凛。合掌。
話変わってクルル。
でかくなったときはどうしようかと思った。マジで。
あれ? いいの? と。
せっかくのキャラをぶち壊して一体何がしたいんだ? と。
まあHシーンまでには小さくなったので全然(誤用)OKなのですが。
つーかアズしゃべらなくなったまま特にフォローされること無く終わりましたよね。
クルルが一人立ちできたから消え去ったっていう感じなのかなぁ。
それならそれでもうちょっと感動シーンを作れそうな気がしますね。
アズ別に好きじゃないけど哀れな扱いだったなぁ。
ティータ。
まあ今作の「ツンデレ担当」だろうな、と一目見たときからわかりました。
実際プレイしてその通りでした。特に言うことなし。
あ、一つだけあった。
なぜ中出し・外出しの選択が無いのか。本気で問い詰めたくなりました。
真希奈。
うん、かわいい。でもそんだけ。特に印象には残らなかったなぁ。
あまりにそつなく綺麗にまとめられたことの弊害ですかね?
Hシーンの胸がエロいと思いました。
有希奈。
最初は優しいだけの居ても居なくてもどうでもいいキャラかと思ったら、
意外や意外、悪女の片鱗を覗かせて中々良いキャラだと思いました。
でもティータの兄貴に惚れてるっちゅう設定はなんだかなー。
どことなくその兄貴から主人公に心変わりするところの描写が釈然としないんですよね。
上手く書ききることができないのなら、
そういった要素はあんまり好まれないし止めた方がいいかも、とは感じました。
キャラの造詣は魅力的なだけにシナリオの消化不良が非常に残念ですね。
あとHシーンのパジャマ越しの胸が酷くエロスを感じました。
あとオープニングで「関西のほうでは~」という発言が出てきて非常に違和感を感じました。
ファンタジーな世界観じゃないんかいと。
まあそのファンタジーな世界設定も大して生かされること無く終わって
結局私の中では「獣っ娘」が書きたかったがためだけの設定、
と認知されているのですがそこのところどうなのでしょう。
当たらずも遠からずだとは思いますが。原画家さんも獣耳好きそうですしね。
好き勝手書くと何か気分が晴れ晴れとするのですが気のせいでしょうか。
せっかくの匿名でのBlogなのだし、こういった奥まった部分でくらい羽目を外してもいいですよね。
これで駄目だと言われたら庭に穴でも掘ってそこに叫んでましょうか。
「凛かわいくねー」って。「凛よりも由里亜さんだろー」って。
「Nursery Rhyme -ナーサリィ☆ライム-」感想
コメント
同感です。
萌ゲーが好きな私には、ナイスなゲームでした。とは言っても、姉妹&ティータに関しては・・・ですけどね。それ以外は、プレイしていません。
クルルは!?
僕のクルルたんについてはどうなの!?
凛に関してはやりたくない気持ちが非常に良くわかります。
何を思ってあのキャラ造詣にしたのだろう。
僕のクルルたんについてはどうなの!?
凛に関してはやりたくない気持ちが非常に良くわかります。
何を思ってあのキャラ造詣にしたのだろう。
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