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「王賊」感想

今回はソフトハウスキャラの12作目、「王賊」の感想です。
約2年ぶりとなる佐々木珠流氏原画の作品ですよ! DCからもう2年か……。
今回は攻略wikiを極稀に利用しながらプレイしました。有志の皆様に感謝を。

・ゲーム
 公式で「ファンタジー戦争SLG」と書かれている通り、
 戦術・戦略を駆使した他国とのバトルを繰り広げるSLGとなっています。
 「軍隊編成⇒戦略マップ⇒戦術マップ⇒軍隊編成……」という風に、
 合間合間でイベントを挟みつつ、ひたすらバトルをこなしていく感じですね。
 難易度は序盤は結構きつめ、中盤から終盤に掛けては
 特に難しくはないけど結構手間が掛かる、といった具合になっていきます。
 簡単なのに無駄に時間を食うので、多少めんどくさく感じるかもしれないですね。
 もうちょっとサクサク行くか、難易度を上げても良かったかも。

 戦略マップのシステムは、規定回数だけ行動をして、
 相手の砦を落とすために軍隊を移動させたり、味方の砦に立て篭もったりします。
 そして戦略マップで敵と位置が重なった場合、
 戦術マップに移行してヘックスで構成された盤上で戦闘をすることになります。
 わかりづらい方は公式を見ていただくと視覚的に理解できるかと思います。

 基本的に1回の戦略で5~20回程の戦闘を行います。
 1回の戦闘で短くても2分は掛かるので、
 目的が「既定ターン数ひたすら耐えろ」とかだととんでもなく長くなったりします。
 疲れます。
 既存のキャラ作品は軽くプレイできるものが殆どだったので、
 (1回のプレイが軽く終わる分、周回をすることが前提となっています)
 今回は珍しいタイプの作品だと言えるでしょう。

 システムについて。
 SLG部分のシステムについては特に問題なし。
 戦闘エフェクトのON/OFFが欲しかったぐらいですかね。
 長時間やってるとだんだん待ち時間を長く感じてきてしまうので。
 ADV部分についても、必要な機能はほぼ揃っていますね。
 キャラ単位での音声のON/OFFがないくらいですが、まあ私は使わないので(^^;)
 既読・未読スキップ、バックログからの音声再生などはきっちり備えています。

 1週をクリアするのに必要な時間は大体20時間程度だと思います。
 今回は上手く進めれば周回プレイをする必要が無いので、
 既存の作品と比べても総プレイ時間はあまり変わらないかと。



・ストーリー
 エルト王国に軍事参謀として雇われた主人公が、
 とある理由のために大国ヴィストに対して侵攻していく、というのが大まかな流れで、
 その話の流れに乗りながら合間合間で細かいイベントが発生して
 それぞれの女性キャラと仲良くなっていくという感じです。

 今回は基本的に一本道なのもあり、既存の作品に比べて物語性は結構高め。
 今までの作品はあくまでも大まかな指針のみがあって、
 最終的なEDに到達するまでは適当に日常を過ごす感じのものが多かったですからね。
 まあ読ませることを目的としたゲームと比べると見劣りしますが、
 SLGなのでこの程度で充分ではないかと思います。

 様々な国と協力しつつ一進一退を繰り広げるのですが、
 どこどこの地方を攻めるとか守るとかストーリー上での攻防の流れを説明する際に
 その場所がどこにあるのかを示す地図が一切出てこないので、
 自分が今どこを攻めているのか、どこを守っているのかがさっぱりわからずに、
 いまいちモチベーションが上がらないことが多かったです。
 これはいまいち見せ方が悪かったかな、という感じ。
 一本道のストーリーなのだから手間もそこまでかからないでしょうに。
 これがあるだけでがらっと印象が変わると思うんですけどね。

 過去作との微妙な接点も有るので、プレイしている方は含み笑いをしてしまうかも。
 もちろんプレイしたことがなくても全く問題ないぐらいの内容なんですが。



・キャラ
 それぞれ独特の味の有るキャラだとは思うんですが、
 バトルメインのゲーム設計であるせいかいまいちキャラが目立たない感じ。
 このライターが描くキャラ像は面白みの有る良いキャラばっかりなんですけどねー。
 こう、「好きだ!」って感じじゃなくて「かわいい~」って感じ。
 わかりづらいか(^^;)

 個人的にはリディアとケーニスがお気に入り。
 問題はといえば、どちらも結構終盤に加入するので
 イベントが少なく戦闘もあまり活躍させられないところですかね……。

 サブキャラも同様に面白そうな奴らが揃っているんですが……目立たない。
 もうちょっと見せ場を作ってやっても良さそうなものなんですが。
 特に火山とか。なんか出てきては敗走していく印象しかないですよ。



・エッチ
 相も変わらずほのぼのレイプ。
 処女を前戯なしで無理やり⇒そのまま抜かずの数(十)発⇒陥落、といった感じです。
 まあ既存の作品をプレイしている方なら一発で理解できる流れかと(^^)
 お家芸。十八番。
 ただ既存の作品よりも絵的にも文章的にも大分実用度は上がっている感じ。
 あとはもうちょっと多人数プレイを入れてくれれば良いのですが(私の趣味的に)、
 まあ主人公が独占するのはこれはこれで需要があるしいいんですかね。

 むしろ私みたいなのが少数派か。

 ノーマルからフェラ、アナルまでそこそこバリエーションは有るかな。
 和姦から無理やりまでバランスよく配置されていると思います。

 戦略マップで地域活動をしたらレイプイベント!とかが無かったのが残念。
 せっかくの戦争物なのに。
 まあそんなことをしたらほのぼのとした感じがなくなってしまうかー。
 戦争でほのぼのっていうのもおかしいけど、ほんとどこかほのぼのしてるんですよね。
 人死んでるのか?、と疑問に思ってしまうぐらい一般兵達はほのぼのしてます。
 鬼畜な所業は主人公だけ、って感じですね。



・CG
 頑張っていると思います。差分も多いし言うことなし!
 ぶっちゃけこの項目いるのだろうかと最近疑問に感じてきた。
 書くことないよ!

 珠流さんの絵は今作が一番好きかもしれない。



・総評
 評価:B
 キャラの作品には軽さを求めるのが基本だったので
 今回のシステムにはかなりびっくりさせられましたが、普通に良作と言えるレベル。
 ただ随所に詰めの甘さが窺えてしまうのがちょっと残念ですね。
 まあそこがこのメーカーらしいっちゃその通りなんですけれども。

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ここから先はネタバレ全開です。閲覧には注意をお願いします。






んでこっからは適当にダラダラと。多少ネタバレありー。

とりあえずキャラ久々の新作っていうだけでテンション上がるよね!
この独特のテキストは中毒性がありますよ。LJかDCでもやり直そうかなー。
特にDCとか当時あんまりやりこんでないしー。
最新作をやると以前の作品をやりたくなるから不思議。


というわけで色々思ったことを。
前述したことと多少被ったりするかもしれませんがご勘弁の程を。

とりあえず最初に思ったのが「なげー!」ということ。
今までのキャラの作品だと3~4時間で1週クリア、
そしてそれを5~6週クリアする、というスタイルがスタンダードだったのですが、
この作品だと3~4時間じゃまだまだ序盤、といったぐらいの進度なんですよね。

そのころはまだ1週で殆どが回収できる、ということを知らなかったので
「果たして俺はこの分量を何週も出来るのだろうか?」とびびっていました。
攻略wikiを見て1週で大体集まる、と知った時には多少ほっとする始末でした(^^;)
20時間を数週とか流石に体力が保たないですもんねー。


んでストーリーについて。
途中から大体「親父は自分を倒させるためにジンを追い出したんだろうな」
というところには気付きました。まあありがちな話。
キャラ作品に極悪人は殆どいない、ということも知っていればますます予想は簡単です。
大体どこか救い所を持っていますもんね。
ありきたりっちゃありきたりで、前述のようにどこで戦っているのかわかりづらいので、
ただひたすらバトルしてるだけ、みたいな印象が強いストーリーですが
まあキャラですしこんなもんか、と納得しています。
そもそもここはストーリーを期待するメーカーじゃねえ!

細かいイベントは楽しいけどね。


キャラについて。
リディア・ケーニスの2強は揺ぎ無いです。
リディアはともかくケーニスがここまでかわいいとは思っても見ませんでした。
ちょっとアホっぽいところがいいよねー。
リディアはもうちょっとツンでも良かったと思う。罵って欲しかった……。
次点でネイ。にゃー可愛いよにゃー。
他のキャラは……順位が付け難い。
つーかそもそも印象が薄(略)。アルイエットとか一葉とかそつがなさ過ぎて。


戦闘について。
ヘックスを用いたマップ上での完全手動制。
このメーカーの作品の味であった良い意味での軽さが損なわれる代わりに、
細かい操作を自分で選択できる、という楽しさが追加された感じですね。

ただ、どうせ操作を手動にするなら、マップへの配置も自分で行いたかったかな、と。
初期の配置がオートなため、物凄く不利な状態で始まることもしばしば。
セーブ/ロードで若干改善されるとはいえ、やはりどこか微妙な感じ。
かといって数多い戦闘全てを手動で配置するのもめんどくさいのかなぁ。
帯に短し襷に長し。

難しいところですよね。このバランスだと自動がいいのかも。

一つの作戦に投入できる軍隊数が少なすぎること、
戦略マップで敵軍をスルーして移動できることもどうかと思います。
前者はただ名有りのキャラを使うだけで一杯一杯になってしまうレベルだし、
後者は敵が守っているはずなのに素通りできてしまう事態に。
いまいち戦争という感じがしないのはこういうところもあるのかもしれないですね。

文句ばっかり書いてる気がするけど楽しめましたよ!
なんかSLGパートは駄目だと思われると困るので一応書いておきますが。

20ターン耐えろ、という指令はマジできつかったですよ。
1時間以上かかったんじゃなかろうか('A`)
あと飛竜隊が襲ってきた時の恐怖感は異常。魔法使いがフルボッコされました。


最後に重宝したキャラを適当に紹介。

・アルイエット
 全体回復、飛燕を使えるようになる万能キャラ。

・ジン
 序盤、騎馬の移動力+回復は役立ちます。
 ランク上がってからは個人戦にもリーダーにも特化できるこれまた万能キャラ。

・ルカ
 序盤から参入して、リーダーに適正を持っているキャラ。
 攻撃力は微妙に弱い感じがするけど、なんとなくずっと使ってました。

・大魔法使い隊
 魔法は反則だわw
 とりあえずこいつらがいれば大概の敵には勝てるようになります。
 バランスブレイカー。

・漆黒騎士
 金は掛かるが名無し戦士系としては最強。飛燕強すぎる。

・忍
 二回攻撃+絶で戦場を縦横無尽に駆け回ります。
 攻撃力はそこまで無いので削り用でした。

といった感じ。まあ普通に強いキャラが並んでいるだけですね。
投石機も序盤は使えると思うけど、誤爆するとむかつくので入れませんでした(^^;)
外しすぎだろ!


中盤から終盤に掛けてのヌルくなってからのだるさが多少辛かったゲームですが、
総じて楽しんでプレイできたと思います。雰囲気がいいからでしょうねー。
この雰囲気が気に入った方は次回作も買えば良いと思うよ!
ここのメーカーの作品は全部こんな雰囲気ですから。ほのぼのレイープ。

次回作はいつ出るんでしょうか。また1年後とかだと待つのが辛いなぁ。

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