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「PRINCESS WALTZ」感想

今回はPULLTOPから2006年4月28日に発売されたソフト、
PRINCESS WALTZ」の感想となります。

今回利用させていただいた攻略ページはこちら。「愚者の館」様に多大なる感謝を。

致命的なネタバレはなるべく避けるようにしていますが、
軽度のネタバレや見落としからのネタバレがあるかもしれません。
お気をつけください。

・ゲーム
 基本的にはオーソドックスなADVです。
 んで要所要所のバトル時にカードゲームが挿入されます。

 このカードゲームはシンプルながらそこそこの出来栄えで、
 とくにつまらないということもなくプレイすることが出来ました。
 如何せんバランス調整が不味かったのか奥深さはありませんでしたが。
 必殺技使わなくても攻略出来ちゃうのがなぁ。でもまあ面白かったです。
 個人的に言わせてもらえば「戦国if」の次くらいには面白かったです。

 ADV部分は快適でした。
 オートモード調整、男性女性での音声ON/OFF、非アクティブ時の動作、
 クイックセーブ・ロード、バックログからの音声再生など
 個人的に欲しいなーと思うものは入っておりました。
 レスポンスも良く、全く問題ありません。

 総プレイ時間は14時間ぐらいですかね。
 1週目が10時間、シーン回収で4時間ぐらい。
 しっかりと音声聞いていたらもうちょっと長いかもしれません。

 パッチは出てないのかな? 公式にも見当たりませんのでそのままで大丈夫かと。


・ストーリー
 1部と2部に分かれていて、1部はお姫様同士のバトル、
 2部は(ネタバレ反転↓)
 プリンセスワルツの起源に遡っての姫との共闘(終わり)
 がメインとなっています。
 ストーリーは殆ど1本道で、
 ラストのラストにヒロインごとに若干のルート分岐があるぐらいです。

 女の子がドレスででかい武器持って戦う、っつー熱いストーリーなんですが、
 主人公にとって一番の相手がクリスだと最初に決まってしまうので、
 その後いかに他のヒロインたちと心を通わせようと結局2号でしかないんですよね。
 この形式はどうなのかなぁ。
 どのヒロインも別に2号さんでも問題ない、とは言ってますが……。
 クリスが気に入るか入らないかでゲームの評価が大分変わってきそうです。
 正直個人的にはクリスは微妙でした。理由は下のほうでー。ネタバレになりますし。

 しかし、熱いストーリーという点では及第点。
 戦闘描写もしっかりしているし、立ち絵が豊富でエフェクトも凝っているので
 画面に躍動感が出て盛り上がりもひとしおです。

 難を言えば、終盤相手がガードナー一辺倒になってしまうところがちょっとなぁ、と。
 『PRINCESS WALTZ』なのだからもっとプリンセス同士のバトルが見たかったです。
 敵に操られて~、とかベタな展開でも良かったんで。
 最後の敵までガードナーというのはちょっとあれですよね。
 イーリスが敵に、とか、残り5人の姫が敵に、とか!
 もうちょっと熱い展開に期待していたのも確かです。

 細かい設定も色々あるんですが、どこか消化不良気味な感じもあったり。
 設定あるにはあるけど絡ませ方がいまいち上手くないというか描写不足というか。
 特に三神のところがいまいちわからないんですがどうなんでしょう。

 まあ色々書きましたが、個人的にはシナリオは中の上くらいかな、と。
 もうちょっとボリュームがあれば更に面白かったんでしょうけどね。勿体無い。


・キャラ
 キャラ立ては非常に上手だと思います。
 それぞれかなりアクの強い性格ですが、
 それを上手く表現することにより魅力的なキャラクターへと昇華させています。
 下手をするとすげーうざいキャラになりかねないですもんね、みんな。

 プライドの高いクリス、献身的で貞淑な清白、高慢なアンジェラ、
 妄想癖のあるルンルン、引っ込み思案なリーゼル、冷静沈着な静。
 誰もが非常に魅力的なキャラです。
 強いて言えばクリスが若干駄目なぐらいかなぁ。

 とにもかくにも、可愛く強いお姫様たちです。


・エッチ
 シーン数はクリスだけ2つ、他は1つずつと言う感じ。
 ですが、どれも2発以上はあるので結構尺は長めですね。
 フェラがあったりアナルがあったりと、意外とバリエーションも豊富です。
 あまりHを期待するようなゲームでもないですが、
 シナリオの添え物としては十分ではないでしょうか。


・CG
 原画は「たけやまさみ」氏。
 何故か私にとって「とらかぷっ!」の印象が強い方です。
 というか調べてみたらあんまり多くは描いてらっしゃいませんね。

 絵はどこかコミック的な印象を受けますが、
 シリアスな感じもしっかりと描き出されており作風にマッチしていると思います。
 明るい表情からシリアスなものまで、しっかりと描き分けられています。

 総CG枚数は60枚強と少ないですが、その分立ち絵とエフェクトでカバーしている感じ。
 ルートが殆ど分かれていないということもあり、
 少ないなぁと思うことはあまりありませんでした。


・総評
 評価:B-
 ヒロイン別にもうちょっと掘り下げてくれてたら文句なかったんですが。
 正直クリスが必ず1番の位置にいるというのがいまいち納得できません。
 ヒロインたちは可愛いし、シナリオは熱いしで、ほんとそこだけが引っかかりますね。
 個人的にはまあ良作といったレベルですね。勿体無いゲームです。







--*--*--*--*--*--*--*--*--*--*--*--*--*--*--*--*--*--*--*--*--*--






ここから先はネタバレ全開です。閲覧には注意をお願いします。






んでまあプレイ終了。

思ったよりはボリュームが少なかったかなぁ。
そのおかげで似たようなジャンルの他のゲームに比べてキャラに対する愛着が薄いですね。
その分さっくりプレイできる、っていうメリットはあるのかもしれませんが。

熱いシーンの描写は中々上手いな、と。
知略だけで戦うわけでもなく、かといって力押しだけでもなく、
ちょうど良い具合にバランスの取れた戦いを表現してくれています。

しかし、ほぼHシーンでしか分岐しない、っつうのはどうにも。
それぞれのキャラENDぐらいは用意しておいて欲しかったかな。
クリスが筆頭に来ているのが前提のシナリオなので難しいとは思いますが。
ほぼHシーンの変化だけでの繰り返しプレイはめんどかったです('A`)

で適当にキャラごとに。

「静」
 クリス以外のヒロインの中では優遇されている印象ですね。
 母親と自分の秘密を明かさないといけない、というのもあってか
 シナリオに変化があって、飽きてきた心にちょっとした清涼剤となりました。
 こんな年上眼鏡なら全然オッケーですわ。むしろ好きかもしれない。
 駄目な眼鏡キャラと良い眼鏡キャラとの境目はどこにあるんでしょ。

「アンジェラ」
 個人的に一番好きなキャラはこの娘。プレイ前からの予想通り。
 なんだろ、私はデンデレが好きなのかもしれない。デンデレ⇒デンジャラス・デレね。
 危なっかしい人がデレる、みたいな。ちなみにたった今作りました。
 一つ間違えば殺されそうなキャラが懐いてくれたらもうハァハァですよ(;´Д`)ハァハァ

 ちなみに他には化物語の戦場ヶ原ひたぎなんかが挙げられます。余談。

 Hシーンも攻めそうに見えて攻められてるのが更に良し。
 ことごとく私のツボをついてくれています。攻めてえええええ。

「リーゼル」
 リーゼルが理子だっつーのは後付けかと疑いました。
 だって序盤でそういう伏線って全然なかったように思えるんですが。
 いやまあこれは流石に確認のしようがないんですけどね。
 私の見落としかもしれないですし。

「ルンルン」
 ルンルンは出てくるだけで場面の雰囲気を明るくしてくれるので結構好き。
 しかしまあ、こいつが一番年増だとは……。アンジェラより上かよ。
 まあ可愛いから良いんですが。意外と初心なところもポイント高し。

「清白」
 朝比奈さんっていうイメージしか残ってない。
 ごめん、それは流石に嘘。眉毛も太かった。

「クリス」
 でまあ、一応正ヒロイン。
 どのルートに行っても結局はクリスが1番の恋人の位置に落ち着きます。
 どうにも精神が歪んでる感じがして駄目でした。
 「王子」になることにこだわりすぎ。
 生まれからしてなるべくしてなったというのは理解できるんですが。

 ベクトルは違うけどFateの士郎みたいな感じですね。

 つーか、女だとわかってるんですが、
 なんとなーくエロシーンがホモっぽい感じがしていまいち(´・ω・`)

 どうせならイーリスのほうとHしたかった。



もうちょっとしっかりと掘り下げるべきところを掘り下げておけば名作になっただろうに。
惜しいソフトですね。本当に勿体無い。

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流行で姫様やってません。(PCアダルトゲーム)

本名:アンジェラ=ヴィクトワール=ブレンディンプリンセスワルツに参戦している姫様の1人。出身は契約の民の国・アグニス。「竜の姫」です。主人公のメインターゲットであるクリス王子がつるぺたで他のお姫様も妹属性が強いのですが、この典型的タカビー(死語!)おひい様