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「Cross†Channnel」感想

はい、そんなわけで若干遅くなりましたが
「Cross†Channnel」感想を載せたいと思います。
今回はまた初期衝動を大切にネタバレ無しで書いてみました。
若干伝わりにくいところもあるとは思いますが、ご勘弁を。

今回から感想の括りを若干変えてみました。
見やすくなっていたら幸いです。

・ゲーム
 システム自体はオーソドックスなAVG。
 ストーリーを読み進めつつ要所要所で選択肢を選び
 その選んだ結果によって物語が変化するタイプのものです。
 しかし、今回はツリー形式に物語が分岐するのではなく
 ループの中で誰に肩入れするかによって
 そのループ内での世界が微妙に変化するというタイプのもの。
 その微妙な変化の中で主人公の生き様を垣間見ていく、
 という話になっています。
 一時期流行った「ループ物」の先駆者的物語なのかな?
 システムは過去ログの音声再生は無く、
 音声再生のON/OFFは男性・女性で可能。
 マウスホイールにバックログ等基本的なところは全て完備。
 これといったシステム面での問題はなく、
 快適に進めることができます。
 画面全体としてもシンプルにまとめられており、問題はありません。


・ストーリー
 簡単に触れたように「ループ物」です。
 しかし、今回の感想で一番難しいのがこの項目でして
 ちょっとでも物語に触れようとすると
 重度のネタバレになってしまいます。
 よって、ネタバレはしないよう注意して簡単に書きたいと思います。
 ストーリーの完成度としては非常に高いと思います。
 まず、私が以前も書いた一週目最後の一文。
 そのあまりにも簡潔で衝撃的な一言は、
 それまで「なんだこのよくわからないストーリーは」と思っていた
 プレイヤーの心を鷲掴みにし、
 「この物語はなんかすごそうだぞ」と
 思わせてくれる印象的な一文です。
 それまでの物語の見せ方の上手さを思い知らされることでしょう。
 また、張り巡らされた伏線、それを文章中に巧妙に隠しつつも
 なんらかの齟齬・違和感によってその存在を仄めかし、
 伏線が明らかになった際の無理やりな感じを
 まったく感じさせません。
 後付け設定での下手な伏線とは一線を画した、高度な技術です。
 構成の上手さがここまでわかりやすいストーリーも
 そう無いと思います。

 ただ、如何せん物語の設定が若干わかりづらいところもあります。
 個人的にはそういった部分を差し引いても
 十分評価できるとは思います。

 物語全体としての完成度は本当にトップクラス。
 最終的な結末までの道のりも
 けして異常に長い訳ではありませんが、
 そのなかで個々人のストーリーをほぼ綺麗に完結させ、
 その過程で世界観全てをプレイヤーに納得させるだけの
 描写の上手さ・構成の巧みさがあります。
 名作と言われるだけの面白さは十分に感じられると思います。


・キャラ
 とりあえず公式HPにおけるキャラ紹介は
 全くと言って良いほど意味がないです。
 ただ、プレイすることによって見ることのできる各々のキャラは
 公式で説明されているよりも
 もっと浅く・深く・人間臭く・儚く・強靭で、
 そして説明されているよりももっともっと面白いです。
 全ての物語を通してみたとき、
 それぞれのキャラはプレイヤーの心に深く刻み込まれ、
 心に強い何かを残していってくれることでしょう。
 個人的には美希と霧、曜子がお気に入りでした。
 人の強さ・もろさ・ずるさ、
 そういった言葉が今頭に浮かんでいます。


・エッチ
 退廃的な雰囲気が強いような気がします。
 お互いの愛情の上に成り立つのではなく、
 依存・償い・逃避といったような
 マイナスの言葉の上に成り立つものが多いです。


・CG
 原画家は「松竜」氏。
 二・三若干バランスの悪いイラストも見られましたが
 殆どは文句のつけようが無い出来です。
 キャラの魅力を引き出しながらも世界観を崩すことが無い、
 名作と呼ばれる作品の一端をきちんと担っていると思います。


・総評
 評価:A
 万人受けはしにくい内容ではあるでしょうが、まさに名作。
 これをやらないのはおそらくゲーマーとして大きな損失。
 PS2でも発売されているので、もし余裕があるならば必ずすること。
 絶対に損はしないです。




PS2版のほうのHPにはPC版では見ることの出来ない
「印象的な一言」が載せられていますね。
私としてはゲームで見て欲しいのですが、
この感想の内容ではよくわからない、
という人は見てみるのも良いかもしれません。

・参考リンク
 PS2版「Cross†Channnel」

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