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「あやかしびと」感想

前々回の投稿で思わず叫んでしまったゲーム
あやかしびと」について改めて感想を書きたいと思います。
詳しいあらすじ等は上記のサイトで確認をお願いします。

・ストーリー
 「涼一」という人妖、「すず」という妖。
 安息を求める二人に襲い掛かるのは、息もつかせぬ争いの波!!

 個人的な印象でまとめるとこんな感じです。
 正式な紹介を求める方は上記の公式HPに飛んでみてください。

 さて、感想に入ります。
 このゲームはシナリオ・視覚関係共に
 非常に高いレベルでまとまっています。
 ここではシナリオについて簡単に言及してみようと思います。

 第一に、キャラの造詣がとても上手だというのが挙げられます。
 こういった「戦闘」をシナリオの軸に進めていくゲームでは、
 どうしてもキャラの「日常」の描写が
 少なくなりがちだと感じるんですよ。
 そういった「戦闘物」を書くライターが日常描写が苦手なのか、
 物語を長くする時間的余裕があまり取られていないのか
 理由は定かではありませんが、
 そういったキャラクターに対する感情移入の度合いを
 深めるための努力がきちんと為されているかどうかは、
 特にこういった登場人物がプレイヤーとのずれとなる
 「異能」をもつ物語の場合は大事なんですね。
 「ああ、彼らも俺と同じような生活を送っているんだな」
 とプレイヤーに思わせられれば
 そのあとの感情移入の度合いはかなり深くなりますからね。
 その点でこのゲームは共通ルートで
 かなり長くの日常描写を入れています。
 その半分はメインヒロインである「すず」に割り振られていますが、
 もちろん生徒会関連のキャラとの絡みもそれなりに長く、
 そして上手に描かれています。
 キャラの設定付けも上手く、
 物語の中でそれぞれが生き生きと動いてくれます。
 長い日常描写も苦に感じさせないキャラの魅力があります。
 男女・ヒロイン非ヒロイン関係なく、
 皆がかっこよく、かわいく、魅力的です。

 第二に、敵キャラが非常に魅力的です。
 ここらは以前感想を書いたゲームとの比較っぽくなるのですが
 やはりバトル物では魅力のある敵キャラがいてなんぼです。
 その点でもこのゲームはやはり上手くやってくれています。
 越えるべき壁、倒すべき相手。
 その対象である敵の描写がとても上手く、
 そしてかっこよく、物語の中枢に綺麗に絡めてきます。
 言う事ありません。

 第三に、シナリオのまとめ方の上手さです。
 ここはマルチエンディングの弱さというか、
 やはりあるキャラをクリアしたところで
 他のヒロインの問題はどうなるのかなー、
 と思うところがないでも無いですが(とくにトーニャ)
 それ以外では特に目に付くほど
 整合性が合わなくなるということはありません。
 それぞれのシナリオでそれぞれのヒロインが
 とても魅力的に描かれるのは当然として、
 攻略対象で無いキャラも物語から外れるというのではなく、
 魅力ある脇役という形で積極的に関わってきてくれます。
 これは力のあるライターじゃないとここまでは書けません。
 第一、第二にあげた魅力的な敵・味方キャラと絡めて、
 非常に大きなカタルシスを感じさせてくれます。
 それぞれのルートで活躍するキャラが微妙に変わり、
 そのどれもが非常に面白く、話のテンポもよくしてくれます。
 また、エンディングへの辿り付きかたも
 多少強引に思えるところはありますが、
 その強引さをあまり感じさせず、
 それとともに上手いなー、と思わせる形で終わらせてくれます。
 エンディングを迎えた後に恍惚としたのは久しぶりです。

 全体として、非常に高いレベルでまとまっていると思います。
 ここまでのエンターテインメントを重視したシナリオは
 私自身過去数作あったかなかったか、というレベルです。

・視覚関係
 原画とは関係ないところ(システム周り)は
 とくに凝っているということもなく無難にまとめられています。
 原画は「中央東口」氏。
 固定ファンも多い人気の方なので、
 特に説明の必要も無いかと思います。
 この方の絵は女性はもとより、男性も非常に魅力的です。
 シナリオとの相乗効果により、
 世界観の構築からキャラの魅力作りまで高い効果を与えています。
 男性を上手く描くことのできる原画家さんはいいですよね。
 やはり「あやかしびと」は「中央東口」氏あってのものなのだなぁ、
 とプレイ後になってしみじみと感じています。
 背景等も問題なく、非の打ち所がありません。

・システム関連
 まったく問題なしです。
 ホイールによるバックログの閲覧、バックログからの音声の再生、
 キャラごとの音声のON/OFF、
 その他さまざまな点で完備されています。
 動作も軽く、文句のつけようがありません。
 また、ゲーム中にカットインの演出もされているのですが、
 絵が出ると共に音声も流れ、臨場感の表現に一役かっています。
 こういう細かいところの工夫がゲームの評価を分けるのでしょう。
 話の節目に挿入されるカットインも、物語を間延びさせず
 場面展開の良いアクセントになっていると思います。

・音響関連
 ここはあまり詳しくないので書きようも無いのですが、
 とりあえず声優さんは問題ないと思います。
 とくに九鬼とトーニャは個人的にツボでした。
 また、主人公にも声がついているのですが、
 その事実を忘れてしまうぐらい違和感がありませんでした。
 終盤のシーンなどは私にしては珍しく
 音声を全て聞きながら進めていました。
 シナリオに高いレベルの声があいまって、
 思わず涙すら出てきてしまうほどでした。
 BGMも雰囲気を盛り立て、演出し、高いレベルだと思います。

・総評
 評価:A+
 まれに見る良作。
 おそらく今年やるゲームの中で
 トップだと今のうちから確信しています。
 今後このシナリオを書いたライターさんの
 動向に注目したいと思います。
 そしてまた改めて言わせてもらいます。
 これだけはやっておけ!!
 これをやらずして何をやる!!

 それほどまでに面白いゲームでした。

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