どもども、月曜日の使者、嵯峨です。こんばんは。
あーもー月曜日なんか来なくて良いのにね! サボっちゃおうかしら。
そういえば、この間
先輩「ゴールデンウィークも出てくれないかな^^」
私 「は? 飛行機予約したんで出ないですよ?」
みたいなやりとりをしました。流石にそこまで喧嘩腰じゃないですが。
私も大分自由に振る舞えるようになってきました。
つうか、別に正規メンバーじゃなくてヘルプで行ってるだけの私に、
よくもゴールデンウィークを潰せなんて言えるものですよねー。
愚痴です。
ラノベー。
・羽月莉音の帝国(著:至道流星)
全10巻。
一介の高校生5人が、世界構造の変革を行うために国を作ろうという話。
これだけ書くとどんだけ荒唐無稽なんだと思われるかもしれませんが、
その手段が恐ろしく資本主義に則っていて、
ラノベの体裁を取った経済入門書みたいな感じになってます。
事業を興して、軌道に乗ったものに注力し、脂が乗ったら売り払い、
そのお金で新たに別の事業を興し、敵対的TOBで会社の経営権を乗っ取りetc...
もちろん、社会の暗部にも首を突っ込み、
ヤクザやら華僑やらKGBやらとやり合ったりもします。
著者の「世界は変えられる!」という主張が恐ろしいまでのパワーで伝わってきます。
前回の日記でも書きましたが、ここまでパワーのある小説はなかなかないと思います。
シリーズ完結も非常に綺麗で、完成されたシリーズだと思います。
10巻できっちり完結している分、1巻だけ読んでも得られるものはないと思います。
読むなら、是非10巻まで。
ひたすら上昇していく感覚が味わえるので、10巻さっくり読めます。
「あいつらには 昇っていく感覚だけでいい」
なぜかグリフィスの名言が頭をかすめます。
ラノベ的なサービスシーンはほとんどないですね。
1巻で莉音のパンツが見えたぐらいじゃないですかね? 他にあったっけか……。
ここまで色気のないラノベも珍しい。
序盤は足手まといだった恒太が終盤とんでもないことになって笑いました。
完全に主役を食っちゃいましたね。
かわいそうなのは柚ですね。
作者が明らかに使い道に困っている感じがあります。
システム設計以外になんかしてましたっけか。あ、自販機はノーカウントで。
終盤の展開のぶっ飛び加減は好きですよ。
がんがん人を殺しまくってるしね!
ラノベ界でもあそこまでの大量殺人ってなかなかないんじゃないかしら。
アメリカの空母とか落としたら、それだけで数百人単位で死ぬでしょうし。
まあ、終盤じゃなくても上海で何人か殺してるでしょうが。
終わり方はあんなもんかなぁ。
資本主義に変わる新しいシステムはあくまで匂わせるだけにとどめる。
当たり前ですわな。
5人はあの後どういう形で世界に関わるのか。
続きが読みたいと思わせるラノベは久々です。良いラノベでした。
・も女会の不適切な日常1(著:海冬レイジ)
序盤で「まーた変な部活のハーレム日常ものかよ……」と思いましたが、
全然そんなことはなかった!
すげー良い意味で裏切られました。面白いですな、これ。
序盤とのギャップとか、短いながらも切り口鋭い叙述トリック、
なかなか考えられた伏線と、非常に高いレベルでまとまっています。
ネタバレしたくないのであまり語れませんが、これは面白いです。
是非読んで欲しい!
莉音語りすぎワロタ。
あー、魔法使いの夜も買ってはいるんですが、なかなかプレイする気が起きません。
最近あまりエロゲをプレイするテンションになりません。年かなぁ。
ラノベの方がさっくり読めて楽なんですよねー。
最近の生きる目的は「面白い物語を読む」「美味しいものを食べる」の2つです。
シンプルな人生。結婚? 知るか!
あと1週間でゴールデンウィーク!
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