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「エヴォリミット」感想

今回はpropellerから5月28日に発売されたADVゲーム「エヴォリミット」の感想です。

クロノベルトから約2年ぶりの東出祐一郎・中央東口コンビの作品ですね。
今までずっと私のツボを直撃してきたこのコンビの作品、
さて、今回はどうなるのか!

利用させて頂いた攻略サイトはこちら。「愚者の館」様、いつもありがとうございます。

基本的にネタバレはしないつもりです。
が、気遣いが足りない場合もありますので、お気をつけ下さい。

ゲーム

オーソドックスなADV。
選択肢を選ぶことでシナリオが分岐し、エンディングが変わります。
個人的にはリーティア・アクアルートに入るのに何回か失敗し、
また選択肢の内容でもあまり致命的なネタバレはないので、
最初から攻略サイトを見つつプレイするのが良いかな、と思います。

システム面について。
必要な機能は全て揃っていると思います。
クロノベルトまでは声が被ってしまい不便だった
「クリック時音声カット」も一般的な動作になっていますし、問題ありません。
演出巻き戻しはないけど、これはあまり必要性を感じないので気にしない。

現在公式でパッチが配布されています。
ゲーム進行に関わるバグもいくつかあるので、
これからプレイされる方は当ててからプレイすることを推奨します
私は特に問題は出ませんでした。


ストーリー

人類は火星に移住し、そこで新たな力を得た。
まるで、漫画やゲームに出てくるような、強靱な身体・特異な力。
だが、身一つでなんでも出来るようになった人類は、果たして"進化"できるのか――。

みたいな感じ。
舞台は火星、テーマは進化。詳しくは上記公式HP参照のこと。
私の下手な文章なんかよりもよっぽどしっかりと、
イラスト混じりで丁寧に説明してくれています。

基本的に掛け合いのノリは軽く、
しかし緊迫した状況になると、しっかりと状況に即した緊張感を持ってくれます。
メリハリのついたシナリオ。
守るべき楽しい日常を描いて感情移入を促し、
強大な敵を知らしめて立ち向かう熱さを魅せる。
基本中の基本でありながら、
出来る人はあまりいないストーリー作りをしっかりとこなしてくれます。
やっぱり上手い。

ただ、それでもどこか物足りない感はあります。
全体としてざっくりと見れば上手くまとまっていますが、
しっかりと味わうと所々で練り込みが足りず、粗が見えてくる。
分岐したシナリオ間での伏線、キャラの使い方、ラストの締め方。
このライターさんならばもっとやれるだろうと期待しているからこその不完全燃焼。
時間が足りなかったのかなー、とか思ったり。


キャラ

"災害の猿たち"と"火星人"(と犬と機械)。
不屈の精神で新世界に旅立ったものと、
パッチにより強化された肉体で安穏と暮らしてきたもの。
対比され、しかし最後には、"進化の意思ある者"がシナリオの中心になってきます。

主人公、ヒロインとそれを取り巻くキャラ達は皆、
語尾や見た目に頼らない特徴があり、人間臭く、
ありがちな見た目だけのハリポテキャラにはない魅力がしっかりと描かれています。

特に主人公:義一とメインヒロイン:雫はギャグもシリアスもこなし、
時にはこちらを切なくさせてくれる非常に良いキャラです。
(主人公のエロ設定が若干上滑りしている感はありますが)
こういう青臭い青春設定も良いね!

他にも、"災害の猿たち"や学園の仲間、校長などといった魅力的なキャラが盛り沢山。

ただ、ヒロイン以外のキャラの使い方には些か不満。
"災害の猿たち"や校長はもうちょっと見せ場を作れたと思うんですけどね。
最終ルートでガンガン行ってくれるかと思いきや……。勿体ない感じ。

お気に入りはツナミとココロ。ろ、ロリじゃないですよ!?
どっちも年下だけど落ち着いた感じで、でも時には弱い所を見せて、
って感じで非常に可愛らしいキャラでした。
ツナミにももうちょっと見せ場欲しかったよなぁ。
一般世界に戻った、数少ない旧"災害の猿たち"なのに。


エッチ

こういう作品にエロは期待してはいけない!
とまあ、いつも口を酸っぱくして言っているのですが、本作は割と頑張っている感じ。
回想枠数を書くと、
雫:2
カズナ:3
リーティア:3
アクア:1(自慰)
リーティア+アクア:1
その他:2
となっております。あれ、リーティア優遇されすぎじゃね?
前と口が主で、たまに足があったりブルマだったりします。
主人公はエロだけど純情という設定だから、普通のプレイが多い感じ。
キャラクターに感情移入してラブラブHがしたい人には合ってるかも。


CG

中央東口さんの絵は可愛いし、バトルでは映える!
けどやっぱり、エロいかどうかと聞かれるとあんまりエロくないな!
カットインも非常に多く、贅沢にCGを使っている感じ。文句なし!

ただ、戦闘シーンの絵とかはさすがの上手さだと思うけど、
義一がダッシュするところを正面から描いている絵に、
いまいちスピードを感じきれない気がする。前傾姿勢になっていないような。
逆に、アースクエイクの地面を殴っている絵や、
テンペストが虚無空間で座っている絵はめちゃくちゃ上手いと思う。
やっぱ東口さんは可愛い女の子より怪人怪獣描いてる方が生き生きとしてますな!

……あと、雫の私服が適当に感じたのは私だけ?
GRAPHIC回想の9ページ目上段左から2枚目の絵が双識に見えるのは私だけでしょうか?


総評

評価:B
悪くはないんだけど……。
全ルートそこそこ面白いし、キャラも割と良い感じ。
だけど、キャラを使い切れずに終わってしまったのと、
一番大事な雫ENDが個人的に微妙なのが評価下げてしまった原因ですね。
久々の東出・東口コンビだったんだけど、残念ながらAランクならず。

まあでも、平均以上には面白い燃えゲーなので是非プレイして下さい!
こういう一直線に燃えるゲームってあんまりない気がする。



--*--*--*--*--*--*--*--*--*--*--*--*--*--*--*--*--*--*--*--*--*--*--*--*--*--*--











ここから先はネタバレ全開です。閲覧には注意をお願いします。







例の如く雑感とか書き殴るよ!

とりあえず私がクリアした流れは
カズナ→リーティア→雫→リーティア・アクア
となっています。順番に適当に話でもします?


カズナルート雑感。

なんかなー、"災害の猿たち"が大活躍するカズナルートを
真っ先にやっちゃったのが駄目だったのかな。
まあでも、1番目か2番目かの違いしかないんですが。

違うな、私のプレイ順が悪いんじゃない。
"災害の猿たち"の大暴れをカズナルート以外で書かなかった東出さんが悪いのだ!
(何様だよ、俺)
いやぁ、でも実際、あれだけ事前情報で露出して期待を煽っていた"災害の猿たち"の
まともな大暴れ(といってもアースクエイク以外尻すぼみだけど)を、
たった1ルートでしか描かなかったのはマジで駄目だと思うんですよねー。
(リーティアルート:テンペストにより正気に戻る。ほぼ見せ場無し。
リーティア・アクアルート:同上。
雫ルート:割合簡単にパッチを破壊され正気に戻る。一応その後見せ場あるけど弱い)
せっかく絵的にも性格的にもぶっ飛んだ、良いキャラだったのに、
本当にこいつらの使い方は残念でならない。
カズナルート、アースクエイクの最期はマジで惚れそうになったのですが、
「犬は人間最良の友であるが、いつか機械は犬と人間最良の友になる」
「そうだったな。俺はそれが夢だった――」
「トドメはお前に刺してもらいたいもんだ」
「何しろこの俺は"災害"であり、
 人間と機械が手に手を取り合って対処しなければならない存在だからな」
「夢を叶えてくれてありがとよ、チャペック」)

"災害の猿たち"で他に印象に残っているシーンが他にないのがなー。
ヴォルケイノ、アバランチ、テンペストにもこれに並ぶシーンが欲しかった。
ファントムキラーはそこそこ活躍したので、まあ良し!

同様に、校長とツナミの扱いも残念。
校長はカズナルートアースクエイク戦では活躍したけど、以降かませ犬。犬だけにね!
ツナミもせっかくの旧"災害の猿たち"の一員なのに、
ヴォルケイノ絡みでしか本筋に関わることがない。あとは体の良い移動要員。
大地の津波、って結構戦闘でも使い勝手ありそうなんだけどなー。
ぶっちゃけリーティアより可愛いので、こっちをヒロインにして欲しかった。
むしろヒロインは、雫・ココロ・ツナミで良いと思うんだ!

終わり的には問題全て後回し!って感じ。
「子孫に"私"を押しつけるのかね?」
「その通り」

まあ、不完全燃焼というか打ち切りっぽいと云うか。
後世の火星が気になります。火星人類滅ぼされるんじゃねーの?

あとカズナルートこぼれ話。
"進化"した後の人類全体の共有の表現、あやかしびとの双七と同じエフェクトでしたね。
物と心を交わすときの。久々に見て懐かしくなりました。


んでリーティアルート。

カズナルートが「人と犬と機械」と「"災害"」の対比だとすれば、
本ルートは「人」と「機械」が対比されています。
橋渡し役が半人半機械のリーティア。まあ、わかりやすい構図。
これにアクアも絡んでくると「端末種」と「機械」が対比されます。
もっと詳しく言うと、「心のない人間」と「心のある機械」って感じですけど。

ラスボスは、突然出てきたヘカトンケイル。
こうして書いて改めて思うけど、
アースクエイクさん、2ルートの最後で大事な役やってますね。さすが面白黒人。
(黒人なのに面が白いとはこれ如何に。あ、別に差別的意図はないです)
まあ、テーマ的に機械がラスボスになるのはしょうがないんだろうけど……うーむ。
どうしても"災害の猿たち"に比べるとインパクトが弱いんですよね。
これはもうどうしようもないかー。
"災害の猿たち"レベルの機械キャラはどうやったって描写できない。
(まてよ、チャペックがラスボスになれば……、後味悪いな)
テーマも"進化した人間が切り捨てた技術"として変えようがない。
前提からして破綻してる気がする。

でもまあ、"災害の猿たち"が生き残るのはこのルートだけなので、
ツナミはこのルートが一番幸せなのでしょう。

このルートでは当然ながらリーティアの描写が増えるのですが、
どうにも軍隊を仕切る場面とか凛々しい声とかに違和感を感じてしまい駄目でしたね。
北都南さんの声が特徴的すぎる! 久々に聞いたけど、やっぱり個性強すぎ。
あと、絵的にも頭が妙にでかく見えたりして違和感。
頭身が低い割に、顔に占める目の割合が他と変わらなかったりするのが駄目なのかな。

どうにも、ヒロインを好きになれないルートでした。

ついでにリーティア・アクアルート。
アクアが可愛い分、個人的にはこっちの方が好き。
話の大筋は変わらないので、ストーリーの感想としては同上、ってところかな。
3Pのとき、リーティアがアクアをリードするって言うのが妙にエロくて好き。


ラスト、雫ルート。

ヒロイン中唯一の旧"災害の猿たち"メンバーの1人にして、良き相棒。
相棒として信頼し、並び立ってきたからこそ、踏み込めない。
そんなもどかしい2人の物語です。

テーマはシンプルに"進化"かな。
"進化しきった人間"と"進化途上の人間"。
神にも等しい力を持った"カンパニー・マン"に抗するには、
やはり自らも"進化"し、神に近しい力を持つしかない。
1人で昇るには恐ろしい階段も、2人一緒ならどこまででも昇れる。
恋人であり、相棒。そんな2人の絆の深さを感じられるストーリーです。

なによりもシャノン凄すぎ。チート過ぎる。
もとCIAだかなんだか知りませんが、一人だけスペックが違いすぎる。
人類の"進化"の限界を見たい。
その一心だけで登り詰める、究極の求道者。
最後の最後まで彼に悪意はなく、だからこそ一番扱いにくい敵です。

……とまあ、このゲームの一番のメインストーリーなわけですが、2点ほど不満あり。

まず"災害の猿たち"との戦闘描写が適当すぎる。
いやぁ、"カンパニー・マン"が本命なのはわかるけどさ、
だからといって他の"災害"たちがああもあっさりやられちゃうのは駄目だろー。
あやかしびとでは、割とそこらへんしっかり書いてくれてた記憶があるのに……。
一番盛り上げられる部分なのに軽く流しちゃって、正直拍子抜け。
ここが軽いから、後の説得の部分もいまいち重く感じられないんですよね。
必死で闘って改心させて、やっと日常に戻ってきた"災害"達が
命を賭して感動のファントムキラー説得シーン、
ってする予定だったんだろうけど、改心があっさりすぎてどうにも。
ここらへん、東出さんはしっかり書いてくれるイメージがあったんだけどね。
"災害"達に校長、その他ヒロインとかも目立たせられたのに……勿体ない。
ファントムキラーの描写は良かったけどね。
ここに至るまでどのルートでも和解できなかっただけに、感慨深いものがありました。

あと、ラスト。エンディングの展開。
なにあのぶっ飛び加減。
神にも等しい相手と闘うとなるとああなるのも必定なのかもしれませんが、
それまで割と地味な戦いを繰り広げていただけに、ポカーンとしました。
大気圏離脱どころか平行世界って!
いつのまにエヴォリミットはデモンベインになったの!?
なんとなく、あやかしびとラスト、妖怪大戦争だけで終わっちゃった感じ。
ぶっ飛び展開も別に否定はしないけど、
九鬼先生一騎打ちルート的な、地に足付けたエンディングも見たかったな。




なんだか雑談、批判的な意見ばっかり書き連ねてしまった感じですが、
これはある種の期待の裏返しと、面白かっただけに粗が目立った、というだけで、
批判が多いからとつまらない作品だったわけでは全くないので悪しからず。
私が2週間程度でクリアしていることもその証左。
いや、本当に勿体ない作品なんですよ。2歩ほど踏み込みが足りない。
それがあればAランクにもSランクにも届きうる作品なんですが。

他作と比較するのは褒められたことではないのでしょうが、
このコンビの前作前々作と比較させて頂きますと、
あやかしびと:100
BulletButlers:75
エヴォリミット:60
といった感じ。あやかしびとを100とした基準。
んー、もうちょっと東出さんは頑張れると思うんだ!

まあ、感想部最後にも書いていますが、あやかしびと基準だと大分落ちるとはいえ
滅多にない熱さを感じられる作品ですので、燃えに興味がある方は是非!

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