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「To Heart2 XRATED」感想

はい、そんなわけで久々にゲーム感想をアップしたいと思います。
LeafToHeart2 XRATED」です。
今回私が攻略を利用させていただいたのはこちら。お世話になりました。
共通ルートをなるべく並列で進める様に作られていますので使いやすいと思います。

・ゲーム
 Leafお得意のサウンドノベル形式。
 シナリオを読みつつ選択肢で分岐するという基本形は他のADVと変わらず。
 一応「2」という形を取っていますが別に前作をしていなくても問題ありません。
 していたら所々ニヤッとさせてくれる描写がありますが、本筋には関係ありません。
 システムは最近のLeafVisualNovelシリーズの進化型といった感じ。
 右の方に透明のサイドバーがあり、
 カーソルを近づけるとスキップやログ確認画面へ行くボタンが見えるようになる奴ですね。
 画面上に文字以外の不要なものを置きたくないがための処置でしょう。
 バルドフォースに似たような形式のサイドバーがあったような気がしますが記憶違いでしょうか?
 機能として、未読・既読スキップあり。キャラ別の音声再生のON/OFFあり。
 クイックセーブ・ロードは無し。過去ログからの音声再生は備わっています。
 オートモードもありますがあまり使い勝手が良くない気が。待ち時間が一律なんですね。
 文字数で待ち時間を決められるタイプの方がやはり読みやすい気がします。
 待ち時間が一律だと、短文だと長すぎるし長文だと短すぎる、となってしまいます。
 この点以外に不満はありませんでした。さすがに使い込まれたシステムです。
 マップ移動はミニキャラが表示されるので特に攻略に関して難しいことはありません。
 狙ったキャラに気に入られるような答えを出していけば自然とルートに入れるでしょう。
 公式にてパッチが配布されています。
 ミニゲームに関しての修正もありますので当てておいた方が良いでしょう。


・ストーリー
 オーソドックスな学園モノ。
 宇宙人や生霊が出てきますが別にそのくらい最近では珍しくないですね。
 学校の先輩・後輩・同級生と仲良くなって一波乱、そして解決からハッピーエンドへ。
 人・人外関係なく大体この大筋どおりに話が進みます。
 極めて基本的なストーリー展開ですがキャラの描写・話の展開共に高いレベルで描かれるので
 正に王道といった感じで、安心してゲームを楽しむことが出来ます。
 ゲーム期間は3月から5月初めまで、ToHeart1を踏襲した形となっています。
 登場キャラクターが9人と最近のこういった形のゲームでは多い方ですが、
 各々のキャラクターの魅力がきっちりと引き出されており、イベントも細かく作られていて
 非常に高いレベルで作られているな、と思いました。
 花梨と優希はシナリオがかなり短めですが、それでも私は悪くは無いと思いました。
 ささらシナリオは他のヒロインズとの繋がりも中々多く含まれており
 思わずにやっとさせられたり、どこから出てきたんだよ、と思わせてくれたりします。
 批判点を上げるとすれば、ささらのシナリオが長すぎるといったところでしょうか。
 短いことで文句をいうならともかく長いことで文句を言うのはおかしいことだとは思いますが、
 ささらはとにかく長い。ほんと長すぎて途中で息切れしました。
 PSからPCへの移植時のただ一人の追加キャラということでがんばったのはわかりますが
 ちょっとこれはシナリオがんばりすぎたんじゃないかと。いや、つまらなくは無いのですが。
 各キャラに関しての感想は「続きを読む」部に格納しておきますので興味のある方はどうぞ。


・キャラ
 基本的なものは一通り揃っています。
 幼馴染(大小)、委員長、ツンデレ、生徒会長、双子、宇宙人、生霊。
 こうして眺めてみるとある種壮観ですらあります(クラス分けは私の偏見です)。
 中々の大人数にも関わらずそれぞれ非常に魅力的に表現されています。
 実際私の中でも順列をつけるのが難しいほどそれぞれに対して思い入れができています。
 はずれは無いといっても過言ではないほど各々レベルの高いキャラたちだと思います。


・エッチ
 各ヒロインにつき1回ずつ。全てにおいて2回戦まで用意されています。
 こういったゲームにしては中々がんばっているとは思いますが、
 それでも最近の作品の中では平均くらいでしょうか。
 Leafの純愛モノでアナルや4Pが出てくるのは珍しいな、と思ったのですがどうなんでしょうか。


・CG
 まったく問題なし。絵師のファンなら迷わず買ってください。
 風呂場のイルファの絵に少し違和感を感じましたが私の目が悪いのでしょうか。


・総評
 評価:B+
 1は名作だといわれていますが、私は2も充分に名作だと思います。
 質・ボリューム共に全く問題なし。最高レベルの萌えゲーだと思います。
 まさに古株メーカーの意地を見せた作品だといってもいいでしょう。






ここからは各キャラ感想や私からの偏見も交えた文章を書こうと思います。
気分を害する可能性もありますのでお気をつけください。
万が一ここから先を読んで何らかの精神的障害を負ったとしても当方一切責任は負いません。






はい、キャラ別にグダグダと述べていこうかと思いますー。
基本は以前ちまちま日記に書いていた文章になります。加筆修正は勿論しますが。

このみ
 前作の「あかり」と同じく幼馴染からの脱却を主眼に置いたシナリオ。
 話としては可も無く不可も無く、といった感じ。 萌え度は高いと思いますが。
 基本をきっちり抑えてはいるけど目新しさは感じられなかったですね。
 このみのキャラを好きになることが出来るかどうかで評価が結構変わりそうです。
 個人的にはこのみは非常に好きなので終始楽しみながらプレイできました。
 しかし、なんだかこのみの軍人口調の頻度が増えてないっすかね?
 前からこんなに「~~であります」とか頻繁に言ってたかなぁ。気のせい?

たま姉
 このみと同じく幼馴染という間柄に翻弄されるシナリオ。
 このみとの違いはたま姉が素直になりきれないというところでしょうか。
 んー、展開的には若干違和感を感じたり。
 あの3人娘がいきなり転校してくる所は思わず苦笑がもれました。
 話の転換点としてああいった流れはしょうがないのかもしれませんが些か強引すぎませんかね?
 ゲーム全体でなんでもありの便利屋として使われる印象がありますね。
 聡いし行動力もあるしまあそういった役回りに使われるのは必然かもしれませんが。

いいんちょ
 後半の妹登場あたりで多少強引さを感じないでもないですが、それを差し引いても楽しい話でした。
 二人の初々しさをきっちりと書ききっていて中々好印象です。
 細かく書きすぎて中盤ちょっと中だるみをした感もないこともないですが。
 Hシーンもがんばっているとは思いますが段々蛇足かな、と感じてきたり。
 違和感というかなんと言うか。
 やはりPS版を先に出しているのでこういった感覚はしょうがないのかもしれませんね。
 いいんちょよりも郁乃のほうが印象に残っているのは私の趣味がおかしいのでしょうか?
 つーか郁乃のHシーンがないのは駄目だと思います。いや本気で。
 全編通してなんだか幸薄そうな印象で描かれています。
 庇護欲をそそるというかなんと言うか。全キャラ中守ってやりたい度No.1ですね。

るーこ
 1のほうでもあった所謂「とんでも系」が入ったシナリオ。
 ぶっ飛んだ設定が数多く盛り込まれますが話としてはオーソドックスで読みやすいと思います。
 シナリオとしての完成度も充分以上だとは思うのですが、
 最後がちょっと釈然としない感じは残りますね。
 記憶を改変されたにしてもなんにしても、
 やっぱり過ごした日々をきちんとした形で自分の中に持っている「るーこ」とのEndが良かったです。
 私の解釈の仕方が悪いのかなぁ? でも普通に読んだ限りそんな感じですよね。
 「るー」や「うー」といった言葉もプレイしていると段々慣れてくるから不思議ですね。
 声優さんのナイス演技も勿論あるのでしょうが。ヽ(゚∀゚)ノ るー

由真
 由真自体のキャラやシナリオ展開も相まって非常にテンポのいいストーリーでした。
 お互いの距離感をきちんと表現した良いシナリオだと思います。
 だからこそ個人的にはHシーンがないほうが由真にはあってる気がしました。
 馬鹿を言い合うけどそれが良い感じのカップルって感じで。
 体の関係が入るとそのバランスが崩れる気がするんですよね。
 でもまあHシーンがあったらあったでごにょごにょ…お世話になりました!
 つーかアナルってLeafじゃ相当珍しくないっすか? それだけでもう興奮できました。
 とりあえず良いキャラだなぁ。今作でも上位に入る好きなキャラですね。

花梨
 短いけれどキャラの魅力はきちんと書かれていると思います。
 最初はあんまり好きじゃなかったのですが、
 本当の内面を知ると共に私の中での株を一気に上げたキャラとなりました。
 いろいろと主人公を手玉に取っていながら初心なところもまた良いですね。
 で、結局のところSOS団のオマージュなんでしょうか?

珊瑚・瑠璃
 実際のところはイルファも含めて3人組と考えた方がいいのかもしれません。
 恋愛話というには特殊で、それぞれを恋人としてそしてそれ以上に本当に大事な存在として
 ある意味4人で閉じた世界を作っていく過程が描かれています。
 終盤に至るまでどこか主人公は蚊帳の外に置かれているような印象を受けました。
 あまり見ない恋愛表現でしたが、きちんとストーリーとして完成していると思います。
 個人的にはHシーンが100点満点なんですがどうなんでしょう。
 つーかもうイルファ最強。最高。至高。メイドロボ万歳。

優希
 嫌いな話じゃないけどちょっと練りこみ不足気味というか消化不良というか。
 シナリオ自体短めなので難しいとは思うのですがもうちょっと上手く書けたんじゃないかな。
 雰囲気はいい感じに出せているとは思いますけどね。 掴み所のないキャラもまあ書けているし。
 Hシーンは主人公が連続3発ぶっ放します(何を?)。若いっていいなぁ、羨ましい。
 声にちょっと違和感を感じましたね。「何か違う」と思ったのはこのキャラだけですね。
 あとやっぱりギャルゲの主人公はフラグ立てが大事なんだと思い知らされました。
 やっぱり地道な努力が実を結ぶんですね。

ささら
 とりあえず長い。勿論山場もそれなりにあるのですが中弛みは禁じえませんでした。
 キャラとしても一癖も二癖もあり、がんばっているとは思いますが
 がんばる方向が微妙にずれているんじゃないか、という気がしないでもないです。
 ささら自身落ち込みやすいキャラで、全体的に重い雰囲気のシナリオです。
 まーりゃん先輩がいることでなんとかシナリオの明るさを保っている感じですね。
 もうちょっとシンプルな話にしてくれた方が良かったかな。
 私服がゴスロリ気味なのは個人的には結構ヒットでした。巨乳だしね。
 あれ? 私はいつから巨乳好きになったのだろう?
 まーりゃんは良いキャラですね。便利屋扱いはたま姉と似たようなものかな。

とりあえず何か文句をつけたかったけどつけるところがろくにないです…。
特に第一印象で駄目だったキャラもいないですしねー。
とりあえずPS2版をしてないのなら買ってください。損はしません。

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